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戸塚祥太さん

今朝、まだこの間(1/11)観に行ったJONNYS' ALL STARS IsLANDから1週間すら経っていないことに驚いた。

昼公演、「Lonely  Dancer」で黒いハットを被って現れた戸塚さん。最初は深くは被っておらず顔が少し上を向いていた。いつものように黒目が沢山の光を集めて輝いていた。踊る途中にぐっと手でハットの角度を変える。口以外が隠れる。

そこで一回だけ見た、2015年のSummer Paradise A.B.C-Z公演を思い出した。シングル発売前の、この期間で初お披露目だった「Moonlight  Walker」。第三バルコニーの後方で必死に人と人との間から、同じようなハットを目深に被った戸塚さんを目で追った。そのときの、高い位置から見るステージ、俯瞰で見たあの衣装の戸塚さんが頭に浮かんだ。

その画が白いジャケットの戸塚さんに重なって一瞬で消えた後、自分があの時とは違う種類の高揚を感じていることに気づいた。ステージが一層明るく見えて、双眼鏡が一曲の間に何回も曇った。終盤、戸塚さんはハットの後ろを押さえ、顔が見える。ぱっと光源が覗くようだった。光源が舞台下の闇に飛び込んでいく終わり方が好きだった。

 

私はこの舞台でもう一つ突出して好きな場面があった。戸塚さんが登場する場面だ。

大きな額縁が左右から釣られ中央に寄ってくる。ちょうど重なったところで姿が照らされた戸塚さんが階段を駆け下りてくる。最高の登場の仕方だと思った。

 

 

 

 

その後数日間、気持ちの上がり下がりが激しかったこともあるかもしれないが、今までに味わったことのない感情が湧き出てきて戸惑った。早く戸塚さんの輝きを見たい、という感情。戸塚さんのあの登場とLonely Dancerをもう一度観たい、という訳ではなかった。具体的な曲、演出ではなく、戸塚さんの生命力を同じ場で浴びたい、と思っていた。前半が伴わないのは初めてだった。

さっきその理由にふと思い当たった。と思う。

 

 

 

これだった。

 

 

今まで私は自称するならまだしも、他人に「ジャニオタ」と言われるのが少し気に入らなかった。私の一番、唯一の人は戸塚祥太さんで、好きなグループや人は沢山いても「ジャニーズ」という大きな会社、大きな枠を愛した覚えは一切なかったからだ。

戸塚祥太さんは間違いなくジャニーズアイドルとして育てられた人ではあったが、ここまでジャニーズ色の強い楽曲、パフォーマンスをジャニー喜多川氏作・構成・演出の舞台で見せられて、一度見て聴いて気に入って二度目のこの、ハットに引き出され戸塚さんによって増幅された興奮は、「ジャニーズ」というジャンルの正式な扉を開けるか開けないかの誘惑のようだった。

 

もう私はジャニオタと呼ばれてもはい、そうですとしか返せない。